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理事長メッセージ
当財団は、福島県知事より公益財団法人の認定を受け、平成25年2月1日より「公益財団法人 馬場育英会」として出発いたしました。これも、多くの関係者の皆様の日頃のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。
優秀な素質と勉学の意欲を持ちながら、単に経済的な理由により修業の機会を逸する学生を少しでも支援することにより、日本の将来を担う有用な人材の育成に寄与することをその目的としたものです。
所得格差の拡大がそのまま学歴の格差に反映すると言われている昨今、その意義は一段と高まっていると認識し使命の重要性を改めて痛感しているところで有ります。
馬場育英会は、財団を支援する多くの善意の人々に支えられ「一隅を照らす」理想に燃え、ささやかではありますが跡絶えることなく現在に至っております。
公益財団法人 馬場育英会
理事長 馬場 昭治
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馬場育英会の設立経緯
当財団は、郡山における創業者の一人である、故 馬場栄一氏(現TOHOピクス㈱初代社長)が、経済的に困っている大学生のために遺産の一部を役立ててほしいと遺言し奨学金を願ったことから始まります。
その意思を継いだ、故馬場一郎氏、馬場昭治氏、故馬場宏祐氏、馬場瑛介氏の四人のご子息が遺産から出資し「一隅を照らす」理想を掲げ、昭和42年2月に長男 故馬場一郎氏を初代理事長として「一般財団法人馬場育英会」を設立いたしました。
当初は学資金を貸与して参りましたが、平成11年度から返済不要の学資金給与へ転換し、平成25年2月に公益財団法人となりました。
現在も多くの方々の善意に支えられて、福島県下において品行方正かつ成績優秀でありながら、経済的に就学が困難な学生に対し学資金の給与を続けております。
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奨学生募集概要
1. 学資金給与内容
(1)給与金額(年額)【返済不要】
①入学年度…………200,000円
②次年度以降………100,000円
(2)給与期間:最短修業年限
(3)給与時期:年一回(毎年5月)
2. 応募方法
在籍する学校の推薦を得て、必要書類を学校経由で当育英会へ提出。
3. 採用の決定
・提出された書類により選考を行い奨学生を内定。
・国公立大学合格後、採用通知書交付式にて正式採用となります。
4. 応募資格
(1)高等学校卒業見込みで国公立大学を志望していること。
(2)当育英会奨学生推薦基準を満たしていること。